ご存知でしたか？運送事業における労災の70%は荷役作業中に発生。そのうち約40%は荷台昇降時に発生。

平成27年のデータにはなりますが、荷台への昇降時の「転落」が40%と最も多くなっています。

そのうち特に、荷台から降りる時が約３割を占めています。2024年問題への影響も考慮すると安全対策が急務になってくるのではないでしょうか。

荷役作業時の昇降設備の設置及び保護帽の着用が義務づけ

事業者が必要な主な対策

昇降設備の設置及び保護帽の着用が必要な貨物自動車の 範囲が拡大 されます。

これまで最大積載量 5トン以上の貨物自動車を対象としておりましたが、新たに最大積載量 2トン以上5 トン未満の貨物自動車において、 荷役作業時の昇降設備の設置及び保護帽の着用が義務づけられます (一部例外あり)。

厚生労働省 労働安全衛生規則改正案について

トラック荷台からの転落を防ぐ主な対策例として

・リヤ階段ステップ
・あおり内側回転式ステップ
・格納式ステップ
・手すり付き荷台用ステップ
・すべり防止グリップ等の装着（くつ底キャッチャー）

リヤ・サイドへのステップ取付けやすべり防止対策、保護帽の着用徹底など合わせ技がポイントです。

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